〒224-0041 神奈川県横浜市都筑区仲町台1-3-7
◆電車でお越しの場合
横浜市営地下鉄ブルーライン 仲町台駅より徒歩1分
◆お車でお越しの場合
第三京浜 都筑インターより5分
通信機器において、電気信号の周波数を変換した複数の異なる周波数の信号を一つの信号出力するため、ミキサーはよく使われています。ミキサーを使う時、データシート上でIP3(at centerband)の電気特性パラメータがあります。こちらのIP3 はIIP3 ですか、OIP3 ですかという疑問があれば、以下の様な実験で簡単に確認しよう。
ミキサーデータシートより
IP3=+18dBm、G=-7dB,LO=+14dBm
① コンバイナの出力レベルを測定する。
測定ブロック図
SG1:Freq =500MHz Power =0dBm
SG2:Freq =502MHz Power =0dBm
スペアナでコンバイナのS 側出力レベル:-1dBm
② ミキサーでRF の波形を取る。
ブロック図
ミキサーのLo に300MHz,+14dBm の信号を入力し、波形を取る。
③ カタログより使われるミキサーのIP3 を調べて、AppCAD でIM を計算する。
IIP3 と仮定すると
IP3 reference ○Input ○Output 欄にInput をチェックし、IIP3,Sig1,Gain を入力して、Calculateを押す、IM の値X=-38dBc をメモしておく。
OIP3 と仮定すると
IP3 reference ○Input ○Output欄Output をチェックし、OIP3,Sig1,Gain を入力して、Calculateを押す、IM の値Y=-60dBc をメモしておく。
④ 取った波形により、IM3 の値を計算する。
取った波形によって、IM3=-44dBc
X Y とIM3 を比べて、X=-46dBc はIM3 に近寄るので、データシート上でIP3(at center band)はIIP3 となることをわかった。
弊社はアナログおよびデジタルの電子回路設計でお悩みのお客様に、最適なハードウエアデザイン・ソフトウエアデザインをご提供します。
高周波アナログ回路設計と高集積ロジック信号処理の両方に強みを持っております。
また、環境に配慮した省電力、省資源で電子機器のシステム化をお手伝いします。
〒224-0041
神奈川県横浜市都筑区仲町台1-3-7
◆電車でお越しの場合
横浜市営地下鉄ブルーライン 仲町台駅より徒歩1分
◆お車でお越しの場合
第三京浜 都筑インターより5分